古典文法の基礎と動詞を誰でもわかるように解説!【古文文法#1】

この記事では高校生や受験生の方で古文に悩んでいる方に向けて

少しでも古文に対する苦手意識をなくしてもらうために

古文文法を何回かに分けて解説していこうと思います。

古文の勉強の具体的な仕方については別の記事がありますので

そちらも併せて読んでいただけるとより効果的です。

古文の勉強方法

この記事を読んでくれている受験の方、古文は得意ですか? 恐らく大半の人が苦手だと思います。 [word_balloon id="2" position="L" size="M" balloon="talk" name_positio[…]

【古文を読めるようになるには?】-古文を勉強するうえで-大切なポイント3つ!.のアイキャッチ画像
上の記事にも書いてありますが古文の文法は正しい順番で勉強すれば、一気に点数を稼げるようになるので安心してください

この記事だけで古文の文法を全て網羅することは不可能なので何回かに分けて記事を書いていくので是非最後までお付き合いください。

品詞を見分けよう!

まず、古文では品詞の呼び方が現代と違うものがあります。

そちらから覚えて下さい。

名詞=体言

動詞・形容詞・形容動詞=用言

この2つをまずは覚えて下さい古文では体言・用言という言葉がよく出てくるのしっかり覚えておいてください!

活用形を考えるときは下を見よう!

古文を勉強して最初にぶつかる壁が活用形を見分けることだと思います。

この活用形を見分ける前にまず活用(文章の中で形が変わること)をする品詞を理解しましょう。

活用する部分を活用語尾、活用しない部分を語幹といいます。

活用する品詞=動詞・形容詞・形容動詞・助動詞

この4つが活用する品詞です。

これを覚えたら次は活用形を覚えましょう。古文で活用形6個しかないので簡単です。

活用形=未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形

活用をする言葉はこの6個のうちのどれか一つになります。

  • まだ(=未然)していないから未然形
  • 体言(=名詞)に連なるから連体形
  • もうした事(=已然)だから已然形

など活用形の言葉の意味も踏まえて覚えるとラクです!

次は活用形を見分けられるようにしましょう。

活用形を見分ける時は活用語の下を見れば活用形が分かります!

なぜ下を見るかというと古文ではそれぞれの言葉が何形の下に来れるか決まってます。

例えば、助動詞の「けり」の接続は連用形なので「けり」の上の言葉は必ず連用形になります!

なので、出てくる頻度の高いものを覚えましょう!

活用形 下の言葉
未然形
連用形 用言・けり・たり・て・、
終止形 。・と
連体形 体言
已然形 ども
命令形 。・と

とりあえず上の表を覚えておければ安心です!

補足ですが、終止形と命令形の「と」は、古文で「と」は現代語でのセリフの終わりの 」を表しています。なので「と」の上は終止形になります。

動詞の活用を覚えよう!

いよいよ本格的に古文の文法を勉強していきます。

まずは動詞の活用を覚えないことには古文文法は始まりません。

この9種類の活用を覚えておけば

このあと勉強する文法を覚えるときもとても楽になるので大変ですが頑張りましょう!

しっかり動詞をマスターしてから古文の勉強を進めていきましょう!

動詞は全部で9種類

古文の動詞は全部で9種類あります。

古文の動詞=四段活用・上一段活用・下一段活用・上二段活用・下二段活用・カ行変格活用・サ行変格活用・ナ行変格活用・ラ行変格活用

この9つの活用を覚えてもらうのが今回の目標です

古文動詞活用表

活用の種類 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
四段活用 a i u u e e
上一段活用 i i iる iる iれ iよ
下一段活用 ける ける けれ けよ
上二段活用 i i u uる uれ iよ
下二段活用 e e u uる uれ eよ
カ行変格活用 くる くれ こ(よ)
サ行変格活用 する すれ せよ
ナ行変格活用 ぬる ぬれ
ラ行変格活用

動詞の活用の覚え方

動詞の活用は最終的には覚えてもらうのが一番なのですが

変格活用以外の四段活用・上一段活用・下一段活用・上二段活用・下二段活用を正格活用といい

この正格活用にはちゃんとルールがあります。

なので正格活用に関してはルールを理解できれば

簡単に活用をおぼえられます!

まずは四段活用。

四段活用は簡単で

a・i・u・e・o の五段のうち上からの4つの a・i・u・eを使うから四段活用といいます。

そして、上一段・下一段・上二段・下二段の活用を考えるときは u の段を基準に考えて下さい。

u の段の1つうえの段の i の段を使うから上一段活用。

uの段とiの段の2段を使うから上二段活用といいます。

下一段と下二段も同様で、eの段を使うから下一段活用、uとeだから下二段活用です!

このルールを覚えておけば正格活用に関してバッチリです!

次の記事では活用の種類の見分け方を解説!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

ここまでのことを理解していただければ古文の動詞の基礎は大丈夫です。

次の記事では、この動詞は何活用なのか?活用の種類を見分けるための練習をしていきましょう。
次の記事

今回は、古文文法を解説シリーズの2回目を書いていきます。 前回の古文文法の解説記事では、 品詞と活用の基本そして、動詞の活用形について確認しました。 [word_balloon id="1" position="L" si[…]

古文動詞の活用の見分け方を分かりやすく解説!【古文文法#2】のアイキャッチ画像